ご無沙汰しております。私です。
ラッキードッグをプレイいたしました!!
面白かった~~~~!!!!
各彼氏の感想です。足早に生きますよ!
ジャンカルロ
いや~~~~~~こんなエッチボーイがいていいの?(トワ君以来二度目)
BL界隈、よく「なんでこいつがモテるんだ?意味わからん」みたいなキャラが多数出てきますがジャンは文句なしの愛されドッグ。かる~いチンピラかと思いきやジジ受け良し、ユーモアあり、度胸があって適度に適当だけど腹をくくったら天下一!
それにどのレビューでも言われておりますが声が…エロイ…可愛い…チンピラっぷりが自然に出てきてちょっとかわいくて愛想のいいチンピラからの包容力の二代目ボスまでの、わんこなエロスからケツで抱くエロスまで全部持ってる…!
というか脱獄と抗争を通して、ジジ様たちの荷物持ちと鍵開けと牢屋に入るのが仕事みたいな下っ端構成員で銃も持ったことない、拷問もしたことない、たぶん人を殺したこともないようなチャランポランタンなチンピラ・ジャンカルロが、この世の飴も鞭使いこなす冷酷さと包容力の両方を育てていくのがま~~~~~たエッチ。たまらん。
あんな陽の光に溢れていたジャンカルロが腹くくって裏切り者の眉間を銃で貫くんですよ。仲間のためにロケットランチャー吹っ飛ばして敵のはらわたぶちまけるんですよ。信じらんないよ~~~~!でもその光が失われないのがジャンカルロのボスたるゆえんで魔性のゆえん。
そら彼氏たちも堕ちるわな。と納得するしかない。
基本的にジャンと彼氏たちは恋人関係でラブな感じになるわけですけど、その裏にはパートナーシップというより、主従関係が濃いんですよね。愛と忠誠は似ているとはベルナルドの言だけど、愛はエゴイスティックで忠誠は相互に与え合う愛と庇護、尊敬と献身があるんですよ。きっと彼氏たちは心の底からジャンの足元に跪いてキスをするんだろうな~あんないい男たちが~~~!と思うと堪らないです。
女王様と間男が好きな私にはもう全彼氏が最高でした…。全員と円満に交際してほしい…。
そして「声がいい、かわいい」という理由でファースト彼氏に選ばれたジュリオ。
「俺、あたまおかしいから…」って懇願するジュリオーーーーーーー!可愛いよーーーーーーーーー!
「あなたの死ぬところが見たい」ってジャンの射精をじっと見つめるとか怖すぎないか?!と思いつつもブレないジュリオたんは可愛い…。死体を捌くのが人間とのコミュニケーションだと思っているジュリオたん…初めてジャンとエッチして「ナイフよりこっちのほうがいいだろ?」って言って泣いちゃうジュリオたん…かわいい…かわいい…そんなジュリオたんの覚えのよさに翻弄されるジャンの「こんな気持ちイイなんてしらねえよお」もめちゃくちゃエロかったです。
でも事後に「あ…お尻…死体みたいにぽっかり空いている…いやらしいです」っていうのがまたブレなくて…趣味嗜好はそのままジャンとラブな感じになるのが本当に可愛いんです。
趣味嗜好はそのままだけど、自分の隠れ家にジャンを呼ぶときは恥じらったり、ジャンを貶す人がいたら怒ったり、過激と初心の間をさまようジュリオたん…
そんなジュリオたんですがTRUE ENDでめちゃくちゃスーパーダーリンなところを見せてくれて…!実は作中でストレートに容姿を褒められることが多いのはジュリオだと思います。(おそらく体格もよい)普段のジャンに対するふるまいで気づきませんが、ここぞというところでいい男っぷりを見せてくれるので、周りにいる(かわからないけど)ファンたちはその瞬間鬨の声をあげて二人を祝福したことでしょう…そのくらい素敵なエンドでした。
ラキド積年の想い枠はジュリオとベルナルドだと思うんですが、ジュリオはホラーでベルナルドはセンチメンタルジャーニーなのすごく不思議ですね。
二人目の彼氏はルキーノ。
軟派で粋な伊達男風で登場した彼ですが、実は妻子と生き別れた過去を持つ男。そう、過去に傷を持つ男を好きにならないはずがないんです。
マイペースでおおらかでジャンがボスになることにも異論がなく、そのくせ綺麗好きでこだわりさんなところもある…ええ…魅力的やん…
特にデイバン編に入ってからの細かい人物描写が立体感あって好きなんですよね。これは全彼氏に言えることですが、彼らの日常(?!)に入ると少しずつ本来の姿が見えるんです。
脱獄~逃亡中は緊急事態ということもあって、緊迫感があったのかしら。ジャンも言っているけど、デイバン編に入ると少しずつイメージが変わっていくんです。前半~中盤でそれぞれのキャラクターの記号的ともいえる大まかなキャラクターを印象付けて、各ルートに入ると彼らのバックグラウンドや立場も込みの詳細な人間描写が、沼に突き落とすというか、キャラ萌えをさせるのが巧みだなと感じます。ふふ……
伝統的なイタリア男、彼は自分たちのことを「イタリア人」と呼びます。これがすごくアメリカ的だな~と思い…アメリカ移民ではあるけど、ルキーノのアイデンティティはイタリアにあるんだな、ということがわかる。そしてカタギを「種を撒く人」、敵地に向かう自分たちを「黙示録の騎士」と例えたりかなーりキリスト教(おそらくカトリック)的な価値観が強いのまたルキーノ。後ほど紹介しますが、これがとてもアメリカン・ドリームの強いイヴァンとの対比なんです。すげ~~~~~
それぞれの彼氏ごとに描く価値観がまったく違ったりするので同じ舞台でも全然違う視野での物語が見えて、分岐のあるゲームならでは…!私は一体なんのゲームをやっているんだろう…!(成人向けボーイズラブゲームです)
そしてエロでの会話がめちゃくちゃ色気がなくて笑えて楽しいのもこの二人!!!!「出る。たっぷり出すぞお!」とクライマックスに叫ばれた時はもう爆笑でした。でもエッチなんです。シリアスな物語の中できちっとエロコメディ入れてくるの何?楽しい。
イケイケおらおらなルキーノが見せる弱さや過去を無理矢理忘れさせたり慰めたりするわけでもなく、まるっと包み込むようなそっと隣にいて支えてあげるようなそんなジャンカルロ…ハァ…
正直通常エンドは余韻が弱く、それまでのテキストや物語がよかった文もったいないな~と思ったので、ルキーノはぜひTRUE ENDあってこそ!だと思います。ギャップはないが余韻は強い。本当によいルートでした。二人の会話が楽しい。
そして三人目のイヴァン・フィオーレ!
初見では一番興味ないな…と思っていましたがもうすでに多数彼氏のBLゲームも4作目になりわかってきています…ノーマーク、もしくは初見のイメージがよくない彼氏ほど大穴かつ沼だと…!
全員好きになりたくない!と思いながらBLゲームは毎回プレイします。今回も「イヴァンはちょっと…」みたいな気持ちで終わりたかった。終われなかった。(結論)
(続きは…後日気が向いたら!)
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